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身体の硬い人はいません!硬くなる使い方をしている人がいるだけです!

本当に身体の硬い人がやるべきヨガの練習の方法とは!?

 
この記事を書いている人 - WRITER -
芹澤 宏治(せりざわ こうじ)
前職では、ストレッチのパーソナルトレーナーとして10年間でのべ30000人以上の指導を経験。 ヨガに出会い、ストレッチだけでは改善しなかった身体の硬さを解決する方法(身体の使い方)に気付き、ヨガインストラクターとなる。 身体の硬い人の為のヨガインストラクターとして、のべ10000以上のパーソナルレッスンを経験。 身体の硬い人だけでなく、ヨガインストラクターやプロのダンサー、プロボクサーなどへの指導も行っている。 メディアやセミナーなどスタジオ外での活動も通じて、解剖学に基づく理論と身体感覚の両面から身体の使い方を伝える活動をしている。 著書の「夢の360°開脚を叶える本」は発行部数6万部を越える人気となった。

顔晴るジムは身体の硬い人の為のパーソナルヨガスタジオです。

その為、当然身体の硬い生徒さんが多いです。

9年間のレッスンをすることで培った、本当に身体の硬い人のヨガとの向き合い方についてお話します。

 

身体の硬い人がまずする必要があるのが、ポーズの形を完成させることを目的に練習するのはやめることです。

もちろん、目標で持っているのはよいことです。

目の前の練習の目的をポーズの完成にすることが、ヨガを楽しくなくし、柔らかくなることを邪魔している最大の原因となっています。

 

では、どうするか?

ポーズをとった時に【心地よく力強い状態になること】を目的に、目の前の練習をするようにしてみてください。

 

例えば三角のポーズの場合。

理想の形は床に手が着くことです。

 

しかし、床に手を着けることが目的になってしまって、胸が開かずに体勢が窮屈になっては意味がありません。

 

その場合は、軽減法を使って心地よく力強い状態を作りましょう。

個人的にはこれは好きではないです。

下の手で押した力を上に伝える要素がなくなってしまうからです。

また、膝に負担がかかる危険性が高くなってしまいます。

 

ブロックを使うか、硬い人はイスやテーブルでもっと高さを出すといいですよ。

 

実際に生徒さんでは、イス+ブロック3つでちょうどよい高さになった例がありました。

 

でも、ここで一つ問題が。

ポーズが楽にとれたけど、その後でタダーサナに戻った時に楽になった感覚が掴めなかったんです。

 

これは三角のポーズに限らず、全てのポーズの基本です。

ポーズが終わった後で、できればシャバーサナ、難しければタダーサナに戻った時にポーズをとる前よりも楽になっていなければなりません。

 

この生徒さんの場合は、力強さが抜けていました。

下っ腹に力を入れた状態でポーズをとると、全身が繋がる感覚が掴めました。

 

力強さを感じられた後でタダーサナに戻ると、今度は楽な感覚が掴めました。

 

ポーズに正解はなく、その人ごとにその一瞬ごとに最適なポーズとの関わり方が存在するだけです。

インストラクターが示すものは、ポーズの正解ではなくポーズが持つ可能性の最大値です。

今、自分がそこまで必要かどうかを常に問いながら練習をすることが大切です。

 

その為に軽減法が存在します。

ダウンドッグ

 

ハトのポーズ

 

自力だけで難しい場合は、道具を惜しげなく使って大丈夫なんです。

とにかく心地よく力強い状態を目指してくださいね。

 

この辺は動画で見た方が分かりやすいので、詳しく知りたい方は動画でご覧ください。

目次

0:00 オープニング

0:47 ポーズの練習の目的とは

1:19 三角のポーズを例にしての説明

4:22 ポーズが上手くいっているかのチェック方法

5:50 ダウンドッグ、ハトのポーズの軽減法の一例

7:50 グループレッスンと自主練習の役割の違いについて

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芹澤 宏治(せりざわ こうじ)
前職では、ストレッチのパーソナルトレーナーとして10年間でのべ30000人以上の指導を経験。 ヨガに出会い、ストレッチだけでは改善しなかった身体の硬さを解決する方法(身体の使い方)に気付き、ヨガインストラクターとなる。 身体の硬い人の為のヨガインストラクターとして、のべ10000以上のパーソナルレッスンを経験。 身体の硬い人だけでなく、ヨガインストラクターやプロのダンサー、プロボクサーなどへの指導も行っている。 メディアやセミナーなどスタジオ外での活動も通じて、解剖学に基づく理論と身体感覚の両面から身体の使い方を伝える活動をしている。 著書の「夢の360°開脚を叶える本」は発行部数6万部を越える人気となった。

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