がんこな硬さの太ももの裏(ハムストリングス)のストレッチ方法
太ももの裏(ハムストリングス)をストレッチしているにも関わらず、なかなか柔らかくならない人。
そんな人に向けた方法です。
がんこな硬さの太ももの裏(ハムストリングス)が柔らかくなります
硬さがなかなか改善されない時、そのストレッチには大きく2つの問題点があります。
1、強すぎる
2、目的の筋肉に刺激が入っていない
逆にいえば、適切な強さの刺激を目的の筋肉に入れながら伸ばせば、きちんと柔らかくなります。
今回はこんなストレッチを効果的な方法に変えていきましょう。
これ自体はポピュラーな方法ですが、効果を感じない人も多いです。
その場合は、たいていがこのまま引っ張るだけのストレッチをしてしまっています。
たれだとただ筋肉が突っ張るだけで、あまり意味がありません。
痛い思いをするだけです。
それでは実際に具体的な方法を紹介しますね。
ステップ1
膝を立てて寝ます。
タオルを引っ掛けて10秒間、内ももを仙骨に引き寄せて股関節をはめ込みます。
※股関節のはめ込みに関してはこちらをご覧ください。
・股関節の力みをとる方法【前後開脚へつながる超重要な基本中の基本の話】
そのまま膝を曲げて太ももの骨を胸に近づけていきます。
そこから徐々に膝を伸ばしていきます。
伸ばす過程で、膝が胸からどんどん離れないように注意してください。
※この時、膝が曲がっていても大丈夫です。伸び感を掴むことが大切です。
痛気持ちよいギリギリのところで30秒~1分キープします。
効果を確認する為、片方終わったら前屈してください。
その後、反対側も同様に行いましょう。
2,3セット繰り返してください。
これがベースの練習になりますが、これだけでもかなり伸びやすさが違いますよ。
ステップ1でも硬さがとれなかった場合、ステップ2も試してみましょう。
ステップ2
膝を立てて寝ます。
タオルを引っ掛けて10秒間、内ももを仙骨に引き寄せて股関節をはめ込みます。
※股関節のはめ込みに関してはこちらをご覧ください。
・股関節の力みをとる方法【前後開脚へつながる超重要な基本中の基本の話】
そのまま膝を曲げて太ももの骨を胸に近づけていきます。
そこから徐々に膝を伸ばしていきます。
伸ばす過程で、膝が胸からどんどん離れないように注意してください。
※この時、膝が曲がっていても大丈夫です。伸び感を掴むことが大切です。
痛気持ちよいギリギリのところで30秒~1分キープします。
ここまではさっきと同じです。
ここから一工夫します。
がんこな硬さの場合は、一度力を入れて使う刺激を入れると柔らかくなります。
太ももの裏(ハムストリングス)には膝を曲げる動きと脚を後ろに押し出す動きがあります。
膝を曲げてタオルを押すと、太ももの裏(ハムストリングス)に力が入ります。
5秒間力を入れていったん脱力を3セット繰り返します。
その後、伸ばすと柔らかくなっていますよ。
が、さらにもうひと工夫する場合はこうしてみてください。
太ももの裏(ハムストリングス)に力を入れながら伸ばしてください。
ただ、100対100の綱引きでは引っ張り合いになってしまいます。
1(太ももの裏)対100(手の力)となる様にイメージしながら伸ばしてください。
この辺は分かりづらいかもしれないので、動画の方をどうぞ。
・動画:がんこな硬さの太ももの裏(ハムストリングス)のストレッチ方法
ただ突っ張らせるだけと、硬いながらもしっかり伸びた感覚はだいぶ違います。
スタジオのレッスンでも難しい人もいれば、オンラインレッスンでも感覚を掴めてしまう人もいます。
是非感覚を掴んで、がんこな硬さを攻略してください。
YouTube動画の目次ページを作りました。 動画を復習したい人は、教科書的にご利用ください。
身体の硬い人はいません。
いるのは、身体を硬くする使い方をしている人だけです。
知れば出来る!!
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