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身体の硬い人はいません!硬くなる使い方をしている人がいるだけです!

今年こそ身体を変えたい人へ

 
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芹澤 宏治(せりざわ こうじ)
前職では、ストレッチのパーソナルトレーナーとして10年間でのべ30000人以上の指導を経験。 ヨガに出会い、ストレッチだけでは改善しなかった身体の硬さを解決する方法(身体の使い方)に気付き、ヨガインストラクターとなる。 身体の硬い人の為のヨガインストラクターとして、のべ10000以上のパーソナルレッスンを経験。 身体の硬い人だけでなく、ヨガインストラクターやプロのダンサー、プロボクサーなどへの指導も行っている。 メディアやセミナーなどスタジオ外での活動も通じて、解剖学に基づく理論と身体感覚の両面から身体の使い方を伝える活動をしている。 著書の「夢の360°開脚を叶える本」は発行部数6万部を越える人気となった。

年の初めは絶好のチャンス

明けましておめでとうございます。

2020年もよろしくお願いします。

 

 

さて、こうした切り替えのタイミングは、新しい事をはじめるのに絶好のタイミングです。

今年はじめたい事はなんでしょう?

 

 

このブログの読者さんや生徒さんでいえば、ヨガのポーズや身体の動かし方で身につけたい事になるかと思います。

今年はどんな事ができるようになりたいですか??

 

 

それがもし去年のはじめも目標として、今年もまだ全く同じ状況だった時。

同じ事を意思の強さで何とかしようとするのはおススメできません。

 

 

実は身体の成長に一番必要なことは意思の強さではないからです。

 

 

 

身体の成長に一番必要なことは???

 

これは結論から言ってしまうと『継続すること』です。

本質中の本質ですね。

 

 

そう聞くと「う~ん、厳しい。私には無理かも」ってなったり。

「じゃあ結局意思の力によるものじゃないか」って感じる人もいると思います。

 

 

これはむしろ逆でして。

「『意思の強さを必要としないで継続できること』をしましょう」って事なんですよ。

 

 

例えば、「今年こそ開脚がしたい!!」と思った人が、毎日30分開脚練習をすることを決意したとします。

最初の3日くらいはやる気が持つかもしれませんが、だんだんできなくなってしまいます。

 

 

できなくなった時、「あ~だめだ~」と思うのではなくて、「じゃあどの位なら続けられるだろう??」って考えをシフトしましょう。

そして、例えば長さを減らして『毎日5分だけ開脚の練習』に切り替えます。

それも続けるのが大変そうであれば、こんどは負担を減らして『毎日5分だけ背伸びと深呼吸の練習』に切り替えます。

 

 

このようにして、自分の毎日練習できることの最適値を探していきましょう。

 

 

 

練習(ものごとの取り組みの)の基本はトライ&エラーです

 

人はどうしても「これだけやっていれば効果がある」という魔法の杖を欲しがります。

ただ、残念ながら魔法の杖は存在しません。

その人ごとにその一瞬ごとに最適なものは変わるからです。

 

 

これは薬と似ているかと思っています。

そもそも万能薬はないし、頭痛の人に対して良く効く胃腸薬をあげても意味があるがありません。

また、効く薬も量を間違えると毒になってしまいます。

 

 

継続とは全く同じことを繰り返すのではなく深堀していく作業です。

昨日やったことを、その結果を元に洗練して今日試すものです。

 

 

実験と一緒です。

 

 

 

失敗しない実験はない

 

一発で成功する実験の方が珍しいですよね。

ノーベル賞を取るような学者さんも、失敗に失敗を重ねてようやく成果に結びついています。

それは、失敗を無駄にすることなく、次回への学びとして活かしたからではないでしょうか??

 

 

練習も一緒です。

失敗することや行き詰ることは当たり前です。

そうやって練習しながら練習の質を上げていけばいいんですよ。

 

 

だからこそ、練習の前提は繰り返しです。

繰り返しに耐えらえれるものである必要があります。

一回の失敗で全部なしになってしまうものでは、学ぶことが出来ません。

そこで、無理をせずに継続できる事が大切になってきます。

 

 

私は「何」をすればいいの??

 

「それでは実際にどうすればいいのさ(>_<)」という人がいるかと思います。

そして、これは本当に生徒さんからも良く質問されます。

 

 

今までは「やりたい事に向かって自分で考えてね」という、なかなかの放置スタイルで厳しめにしていたのですが、去年ある実験をしました。

 

 

それが、『誰にでもダウンドッグを勧めよう』実験です。

そしてこれが大当たり。

という事で、とりあえず何をしたら良いかわからない人はダウンドッグをやりましょう。

 

 

 

毎日1分のダウンドッグを続けるだけ

 

これだけで、柔軟性もコンディションもかなり向上します。

(※顔晴るジム調べ)

 

 

これ、一年間かけて生徒さんの様子を見てきました。

継続できた生徒さんは、とてもとても大きな効果を生んでいます。

 

 

でも、「やっていたけど、変わらなかったよ」というヨガ経験者の人の声があるかと思います。

そして、それは生徒さんも最初の内はやりがちな失敗をしてしまっていたからです。

 

 

 

良いダウンドッグをしようとしてはいけない

 

最初の一か月は、ただただダウンドッグをしてください。

特にトライ&エラーすら気にしないで続けることが大切です。

(※もちろんするに越した事はないですよ)

 

 

大切なのは、『ダウンドッグを向上させる事が目的ではない』と理解することです。

ただただ続けることが大切です。

 

 

失敗する時は、最初からベストの結果を求めた練習をしてしまいます。

自分にとって負荷の強すぎる練習や、必要ではない練習をしてしまう事になります。

最初に必要なことは現状把握と観察力の強化です。

 

 

 

訳が分かって練習ができるようになります

 

繰り返しになりますが、最初はただただ毎日ダウンドッグを続けてみてください。

その時に、ただただ自分に起きている事を観察してみてください。

ひと月もすると、自分が何が出来て何が出来ないかがだんだんわかってくる様になります。

そうなってきたら、トライ&エラーをしはじめましょう。

 

 

生徒さんには「センスそのものを磨く練習」だと伝えています。

この練習をしてくれた生徒さんは、本当に身体感覚が良くなるので面白いです。

身体感覚が良くなれば、自然と身体能力も良くなります。

自分に必要な事が分かるようになるからです。

出来ていない事からも目を背けなくなり、コツコツとした基礎練習を厭わなくなります。

もちろん、自分の状態の把握も上手になるので、コンディションの調整も上手になります。

 

 

 

ダウンドッグ自体を向上させたくなったら

 

もちろん慣れた来たらダウンドッグそのものを向上させてください。

その時に、自分に足りない事で気になる事があったら、この記事を参考にしてください。

超重要記事!ダウンドッグで踵がつかない人へ【ヨガ未経験の身体の硬い人も必見】

 

 

ダウンドッグ自体が向上すると、そこからまた色々発展させやすくなります。

こんなイメージですね。

 

 

僕自身、ヨガをはじめて7年経ちますが、毎日の様にダウンドッグをしているのにまだまだ気付きがあり、深まり、飽きないです。

今年こそ身体を成長させたいと思っている人は、毎日1分(5呼吸)のダウンドッグからはじめてみてください。

来年の今頃、全く違う自分になっていますよ。

 

 

最後に生徒さんの言葉を紹介します。

「以前は寝る前にわざわざダウンドッグをするなんて信じられませんでした」

「でも、今はダウンドッグをせずに寝るなんて事が信じられません。怖くてもったいなくて」

面白いですね。

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芹澤 宏治(せりざわ こうじ)
前職では、ストレッチのパーソナルトレーナーとして10年間でのべ30000人以上の指導を経験。 ヨガに出会い、ストレッチだけでは改善しなかった身体の硬さを解決する方法(身体の使い方)に気付き、ヨガインストラクターとなる。 身体の硬い人の為のヨガインストラクターとして、のべ10000以上のパーソナルレッスンを経験。 身体の硬い人だけでなく、ヨガインストラクターやプロのダンサー、プロボクサーなどへの指導も行っている。 メディアやセミナーなどスタジオ外での活動も通じて、解剖学に基づく理論と身体感覚の両面から身体の使い方を伝える活動をしている。 著書の「夢の360°開脚を叶える本」は発行部数6万部を越える人気となった。

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