動画:身体の硬い人の前屈への道4【前屈が深まるルーティーンワーク】
今回は前屈についてのお話です。
10月の月曜日はテーマを【身体の硬い人が前屈できる為の方法や考え方】についてお送りしています。
過去3回のお話はこれでした。
・身体の硬い人の前屈への道2【伸ばすのではなく、使おう!畳もう!!】
・身体の硬い人の前屈への道3【一見関係ないところを練習しよう】
今日は最後なので、こんな内容です。
『身体の硬い人の前屈への道4【前屈が深まるルーティーンワーク】』
10月のこれまでの内容でフォームが出来た人が、さらに前屈を深めていくために取り組むとよいルーティーンワークをご紹介します。
3種類ご紹介します。
30秒×左右×3なので、1回3分です。
3セットしても10分かからないので、生活の中に無理なく取り入れられると思います。
〇共通の約束ごと
必ず痛気持ち良いを越えない強さで行うこと
※気持ち良いだけは〇 何も感じないは×
※気持ち良い:痛いは6:4ならOK 5:5は×
それ以外は適当な感じでも大丈夫です。
1、股関節の調整
少し腰を丸くした状態で、後ろ足の踵と頭頂部で引っ張り合うような態勢をつくって30秒キープ。
股関節の付け根を伸ばす。
・前屈だけするとバランスが悪くなるので逆の動きが必要の為
・最初に股関節の位置を整えてから前屈した方が楽にできる為
このストレッチの細かいやり方はこちらの記事を参考にしてください
2、ひざ裏のストレッチ
太ももの裏を押さえ、膝を曲げた状態で身体を倒した後、踵を押し出すようにして足を延して30秒キープ。
・股関節を上手に使って前屈をすると、逆に膝裏が硬いままでも前屈ができてしまう為
このストレッチの細かいやり方はこちらの記事を参考にしてください
・前屈で膝が曲がってしまう人へ【硬くなった膝裏を伸ばす為のストレッチ法】
3、背中のストレッチ
手を扉や柱の角にひっかけて仙骨を引くようにして背中~お尻を伸ばして30秒キープ。
立ったネコのポーズの応用の応用です。詳しく知りたい場合はリンク先の記事を参考にしてください。
・前屈というと下半身に意識がいきがちなので、全身への意識をなくさない為
・背中を意識することで、力みなく全体をバランスよく伸ばせるようになる為
以上、3種類×左右×30秒で3分でした。
かなり楽にやっても3セットやると、しっかりと緩んで柔らかくなります。
前屈は柔軟性向上の最初の分かりやすい課題となるので、身体の硬い人はまずはここから取り組んでみてくださいね。
一つのポーズが深まると、他のポーズの深め方も分かってきます。
基本的な考え方は前屈以外の全てのポーズに応用できるものなので、ここで掴んだものはどんどん自分なりに目標のポーズに活かしてみてください!!
動画ではブログでは伝えきれない部分も含めてもっと細かい説明をしています。
時間のある方は是非、動画を確認してください。
・動画:身体の硬い人の前屈への道4【前屈が深まるルーティーンワーク】
YouTube動画の目次ページを作りました。 動画を復習したい人は、教科書的にご利用ください。
身体の硬い人はいません。
いるのは、身体を硬くする使い方をしている人だけです。
知れば出来る!!
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