後ろで手を組むポーズが苦手な人へ【基本的な考えとコツについて】

今日は後ろで手を組むポーズが苦手な人に向けた内容です。

練習における基本的な考え方とコツについてお話します。

 

後ろで手を組むポーズとは、こんなポーズのことですね。

 

 

結論から言うと、「握手するように手を伸ばすこと」です。

 

実際にやってみると分かりやすいです。

ただひねった場合。

誰かと握手しようと手を伸ばしながらひねった場合。

 

後で手を組む動きではないですが、座った前屈も違いが分かりやすいです。

ただ手を伸ばした場合。

誰かと握手しようと伸ばした場合。

 

握手しようとする手の形が筋肉の連携を誘導してくれます。

手を開いて動かした時と明らかに違いが出るので、試してみてください。

 

 

後で手を組むポーズ。

サンスクリット語だと「バッダ・〇〇」という言い方になります。

「バッダ=束ねた」という意味です。

「トリコナーサナ=三角のポーズ」と「バッダ・トリコナーサナ=束ねた三角のポーズ」の違いはこんな感じです。

 

トリコナーサナ。

 

バッダ・トリコナーサナ

背面で手を束ねていますね。

 

 

ちなみに、どちらの手でどちらの手首を持つかはどっちでもよいです。

 

何故なら、握手しに行った方の手の背中側がより活性化するという違いがあるだけだからです。

上の手(背中)、下の手(背中)のどちらをより活性化させるかで使い分ければよいですよ。

 

 

ではバッダ・トリコナーサナを通じて握手のイメージを掴んでいきましょう。

後で手を組むポーズが苦手な人は、とにかく反対側の手を掴みたがり過ぎます。

その結果肩が引っかかっていまいます。

最初は遠くの人と握手しましょう。

すると自然にもっと深いところまで手が届きます。

 

上の手も握手するつもりで。

持ってきて掴めばやりやすいですよ。

 

 

バッダ・パリヴリッタ・パールシュヴァコーナーサナ(手をつないだひねった体側を伸ばすポーズ)の場合でも同じ。

 

まずは遠くの人と握手するように腕を伸ばしてください。

 

すると腹筋を使ってしっかりと身体を畳むことができます。脇が太ももとくっついた状態になります。

 

余裕があるので、そのまま更に足の隙間から遠くに握手すると掴みやすくなります。

 

 

組むことをゴールとしてしまうと、指先を伸ばそうとしてしまい握手の形が崩れます。

すると、上手く体幹の筋肉が使えずに動きが止まってしまいます。

 

 

手を自分の体から離そうとするのではなく誰かと繋がろうとすると動きが良くなる。

なんだかヨガらしくて面白いですね。

 

 

 

動画ではブログでは伝えきれない部分も含めてもっと細かい説明をしています。

時間のある方は是非、動画を確認してください。

動画:後ろで手を組むポーズが苦手な人へ【基本的な考え方とコツについて】

 

 

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