かんたん股関節調整法【痛みがとれて前後開脚もできる!】
今日は簡単にできる股関節の調整法をご紹介します。
これをすることで股関節のポジションがよくなり、股関節に関する動き全てがしやすくなります。
使うポーズは腸腰筋のストレッチ。ヨガでいえば三日月のポーズです。
股関節の前側が硬くなることで股関節のポジションが崩れます。
ここを緩める事で、股関節のポジションが整います。
意外かもしれませんが、あぐらがかけない人にこれをしてもらうと劇的に改善する事があります。
10カ月間あぐらで股関節の不具合に悩んでいた人にオンラインレッスンで効果があったくらいです。
その位、股関節のポジションを整える効果は大きいです。
また、股関節の動きがよくなれば、自然と前後開脚もしやすくなります。
でも、腸腰筋を上手に伸ばすのは難しいです。
強力に固まるので、強引に伸ばそうとすると反り腰になって腸腰筋にはあまり刺激が入らずじまいになってしまいます。
股関節を支点にして、しっかりと腸腰筋に刺激を入れたいです。
それではその為の方法を説明します。
〇やり方
この状態で自然に止まったところから
上体を前に倒します。
その体勢でネコのポーズの様に体を丸めて。
体を前に送ります。
このまま30秒ストレッチします。
そこから上体を持ち上げると、股関節を支点にしてストレッチが出来る状態になります。
股関節が一段階深く伸びます。これを30秒キープします。
終わったら立って前屈をして比べてみてください。
伸ばした方の股関節がスムーズに動き、前屈が深まるのを感じられますよ。
〇軽減法
うつ伏せになって、ブラケットなどを丸めて固めたものを太ももの真ん中に置きます。
そこからネコのポーズの様に丸まった状態で股関節を落とします。
これは楽にできるので1分間キープしましょう。
〇発展法
前後開脚で股関節が落としきれない時に
前に上体を倒しネコのポーズの様に丸まります。
体を前に送ります。
そこから上体を起こすと、股関節が支点になって前後開脚が深められます。
これの過程を前後開脚に応用した形ですね。
ただ、この方法の一番本質的な効果は股関節の調整です。
前後開脚ができるようになることよりも、立った時に伸ばした股関節がスッキリして芯が通っているように感じることの方が大切です。
レッスンでは抜群に威力を発揮している方法です。
股関節の痛みや硬さに悩んでいる人は是非お試しください。
動画ではブログでは伝えきれない部分も含めてもっと細かい説明をしています。
時間のある方は是非、動画を確認してください。
・動画:かんたん股関節調整法【痛みがとれて前後開脚もできる!】
YouTube動画の目次ページを作りました。 動画を復習したい人は、教科書的にご利用ください。
身体の硬い人はいません。
いるのは、身体を硬くする使い方をしている人だけです。
知れば出来る!!
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