腰のストレッチ【開脚前屈で前に倒れない人はこれが原因かも】
今日は腰のストレッチをご紹介します。
バッダ・コーナーサナや開脚での前屈で身体が倒せない人へのヒントになると思います。
開脚前屈ができる為には、もちろんお尻や太ももの硬さが影響します。
ただ、腰の影響も大きいんです。
でも、その割には見落とされがちです。
お尻や太ももの場合は気が付きやすいのですが、腰には全く取り組んでいない人がほとんどです。
今回腰のストレッチをすることによって、腰の硬さに気付くことによって、バッダ・コーナーサナや開脚での前屈に変化が出てきますよ。
もちろん、腰が伸びることで腰痛改善や腰の動きが影響する全てのポーズや動きにも役立つので、開脚前屈が目標でない人も知っておいて損はないですよ。
〇方法
ステップ1
あぐらを組んで
自分に近い足の膝に向かって前屈します。
この時点で左の腰が伸びる感覚になれば当たりです。
このまま30秒、もしくは5呼吸キープしてください。
ステップ2
手を頭の後ろにおいて、左の脇を右膝に着けるように丸まります。
肘が膝を越すようにでも大丈夫です。
腰の伸びがより強くなります。
このまま30秒、もしくは5呼吸キープしてください。
ステップ3
右手を左膝に置きます。
そのまま左手を遠くに伸ばそうとします。
これで更に腰の伸びが強まります。
このまま30秒、もしくは5呼吸キープしてください。
ステップ4
パリヴリッタ・ジャーヌシールシャーサナ(回旋した頭を膝につけるポーズ)のバリエーションです。
ステップ3から右足を伸ばすと、ステップ4になります。
左手はつま先を持てなければ無理につかもうとしなくて大丈夫です。
より一層更に腰の伸びが強まります。
このまま30秒、もしくは5呼吸キープしてください。
いずれのステップも痛気持ち良いを越えない強さで行ってください。
腰のストレッチを左右する前後で開脚前屈の動きの違いを比べてみてください。
腰が伸びる分、かなり前屈しやすくなっているのを感じられますよ。
内ももやもも裏が硬い人はバッダ・コーナーサナで違いを見てみると分かりやすいです。
分かりやすく開脚前屈に向かう練習法として紹介していますが、シンプルに腰のストレッチとしての効果はもちろんありますからね。
開脚前屈を目指していない人にも役立ちます。
とはいえ、開脚前屈に活かすことを通じて、自分では硬いとすら気付いていなかったところを伸ばすことで変化がおこることを経験できます。
それによって、心地よい強さでポーズをキープしながら丁寧に自分の状態を観察する大切さに気付いていただければ嬉しいです。
みなさんの練習が心地よく力強いものとなりますように!!
動画ではブログでは伝えきれない部分も含めてもっと細かい説明をしています。
時間のある方は是非、動画を確認してください。
・動画:腰のストレッチ【開脚前屈で前に倒れない人はこれが原因かも】
YouTube動画の目次ページを作りました。 動画を復習したい人は、教科書的にご利用ください。
身体の硬い人はいません。
いるのは、身体を硬くする使い方をしている人だけです。
知れば出来る!!
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