深呼吸が出来なくなった人へ【伸びなくなった時の改善法】
今日は深呼吸が出来なくなった人への改善方法についてお話します。
そして、これは同時に伸びなくなった時にどうすればよいかの方法でもあります。
体調を崩して、3日間の安静をしていた生徒さんがいました。
3日経って体調は良くなったものの、本当にベッドからほとんど動かず安静にしていた為バッキバキに身体が固まってしまいました。
それをきっかけに深呼吸が出来なくなってしまいました。
元々の呼吸が浅い人への対応はあばらを伸ばす事がおススメです。
例えば、側屈などはいい方法です。
でも、本当に硬くなると、側屈であばらは伸びなくなります。
そんな時どうすればいいかというと、「使う」事です。
使いながら伸ばすと、身体が元に戻ってくれますよ。
〇使いながら伸ばす側屈の方法
1、手のひらで壁を押す
2、そのまま腕を遠くに伸ばす
※この時に肩が上がらない様に注意。脇の下から手のひらを押す感覚で腕を伸ばす
実際には脇の下と骨盤を引き付けるように腹筋を使って壁を押している
3、壁を押したのを保ったまま、反対の足で押した力で反対の手を壁に向かって伸ばしてゆく
※足で押した力で手を伸ばすことが大切。
手を壁につけようとして力を抜きやすいので注意。
キチンと力を入れると、壁まで届かない人の方が多い。
これだけです。
出来れば30秒~60秒、もしくは5呼吸を2、3セットしてください。
もちろん、最初は10秒だけでもよいですよ。
左右やった後で深呼吸をすると大分やりやすくなっているのを感じられます。
多くの生徒さんの深呼吸を取り戻した方法なので、呼吸が浅いので悩んでいる人はお試しあれ。
そもそもの呼吸の練習が上手く出来ていない人はこちらをどうぞ。
ちなみに、この側屈のイメージは体側を伸ばすポーズ(パールシュヴァコーナーサナ)に活かせます。
逆に言うと、体側を伸ばすポーズを通じて、呼吸を深めることも本当はできるんですよ。
こんな感じで、ヨガはマットの上だけに収まらずに生活に落とし込んで役立ってくれるものです。
ポーズの形を追い求め過ぎず、ポーズの恩恵を目いっぱい受け取ってくださいね。
動画ではブログでは伝えきれない部分も含めてもっと細かい説明をしています。
時間のある方は是非、動画を確認してください。
・動画:深呼吸が出来なくなった人へ【伸びなくなった時の改善法】
YouTube動画の目次ページを作りました。 動画を復習したい人は、教科書的にご利用ください。
身体の硬い人はいません。
いるのは、身体を硬くする使い方をしている人だけです。
知れば出来る!!
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