戦士のポーズ1で膝が痛くなる人へ【改善のための3つのコツ】
今日は戦士のポーズ1で膝が痛くなってしまう人へ、理由と改善方法についてお話します。
これはYouTubeのコメント欄で質問をいただきました。
戦士のポーズ1の悩みとしても多いものなのでシェアしますね。
膝が痛くなる理由
膝が痛くなる理由としてはこんな流れです。
〇戦士のポーズ1で骨盤が正面に向きづらい
↓
〇後ろ足で踏ん張って無理やり前を向かそうとする
↓
〇骨盤が動かない為、地面を押した力が膝関節に向かう
↓
〇膝に過度の負担がかかり傷める
ということは、膝に負担をかけることなく戦士のポーズ1で骨盤が正面を向く身体の使い方を身に着ければよいということですね。
練習の前提
まずは練習する際に意識するべき大前提です。
・腹筋(下っ腹・丹田・バンダ)の力は入れておく
・無理に正面を向こうとしない
→腹筋に力が入らなくなったらポーズを見直すこと
このことは常に意識しながら練習してください。
軽減法について
コツを掴む前に、戦士のポーズ1の軽減法を知っておくと練習がしやすいです。
軽減法としておススメなのが足幅を変えることです。
戦士のポーズ2と同じ基盤(両足の踵と踵、もしくは踵と土踏まずが一直線)で最初からやろうとしている人が多いです。
これを踵同士が腰幅の状態で練習してみてください。
これだけで大分楽になりますよ。
腰幅で身体の使い方を掴んできたら、徐々に幅を狭めていけば良いですからね。
ポイントは3つあります
1,前足の力も使う
2,母指球ではなく小指球で踏む
3,脇の下から足
1,前足の力も使う
ほとんどの人が後ろ足で押す力で骨盤を前に向かそうとしていると思います。
それだけではなく、前足の力も使いましょう。
前足で骨盤を後ろに押すようにして動かしてみてください。
竹とんぼを回すようなイメージです。
前後で押し合うことで、無理なく回転の動きができるようになります。
2,母指球ではなく小指球で踏む
「母指球=親指の付け根」ではなく「小指球=小指の付け根」で踏んでください。
これは文章や写真だと伝わりづらいのですが、やってみると分かります。
母指球を意識して地面を踏んだ場合、ねじれる動きをしやすくなります。
母指球に力を入れると、自然につま先が前を向くようにくるっと動きます。
戦士のポーズ1では足元を固定したままこの動きをすることになるので、膝がよじれる原因になっています。
小指球で地面を踏んだ場合は、このひねる動きは起こりづらいです。
骨盤を回すというよりもシンプルに前に押す感覚になりますよ。
結果として骨盤が回って正面を向きます。
母指球を踏むこと自体は大切な要素なのですが、母指球から踏むと小指球が浮いたままになりやすいです。
小指球を踏んだ上で母指球を踏んだ場合は問題は起こりづらいですね。
3,脇の下から足
これはシンプルなコツです。
足が脇の下から生えているとイメージしてみてください。
この辺りのことに関してはこちらで詳しく説明しています。
足で踏んだ力で骨盤を前に向けるのではなく、脇を正面に向けるように意識するだけでいいですよ。
距離が長くなる分、動きに余裕が出るし連動する筋肉も増えます。
1,2で意識したコツを使わなくても、これだけでも結構違いがでるので面白いですよ。
足元と胸が連動して動くので、後屈の動きも腰に負担をかけることなく胸の動きを出しやすくなるのでおススメです。
ポイント
〇練習全体の考え方
・軽減法を使う
・腹筋の力を抜かないこと
・腹筋と地面の力のつながりがある範囲内で練習すること
〇身体の使い方のコツ
1,前足の力も使う
2,母指球ではなく小指球で踏む
3,脇の下から足
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