【お尻のストレッチ法】うつ伏せのハトのポーズ完全攻略2020
今日はお尻のストレッチを紹介します。
紹介するのは「うつ伏せのハトのポーズ」です。
基本的にはお尻のストレッチをする為のポーズです。
特にお尻は座る機会が多くなるほどに硬くなりやすい筋肉です。
今の状況においてはケアにも予防にもおススメのポーズです。
うつ伏せのハトのポーズの効果と注意点です。
○うつ伏せのハトのポーズの効果
・お尻が柔らかくなる
・股関節が動かしやしやすくなる
・お尻、腰の疲れがとれる
○うつ伏せのハトのポーズの時の注意点
・無理をすると膝を痛めるので、膝が痛いようなら即中止
・力の入れ方で伸び具合が変わる(ピンポイントで伸ばし過ぎない様に)
・硬すぎてそもそもポーズに入れない、ポーズの形を作っても効果を感じない
やり方。
四つん這いになります。
右のお尻を伸ばすときは左の膝を右に寄せます。
右足をまたいで、出来ればスネを平行にします。
※なるべくで大丈夫です。膝が痛くない範囲で行いましょう
そのまま左足を後ろに歩かせて身体を下します。
※もしつらい場合は、お尻の下にブランケットなどを入れると楽になります。
。。。とここまでが通常紹介される方法です。
ここでひと工夫しましょう。
いったん肘をついた段階まで戻って止まります。
ここでスネで地面を押してください。
その力を腰まで届けてください。
腰からスネまでが繋がる様にイメージしましょう。
「スネを押した力で腰が膨らむように」とイメージするのもおススメです。
なぜこの方が柔らかくなるかというと、筋肉にはこんな性質があるからです。
・使った方が柔らかくなる
・より多くの筋肉とつながった方が柔らかくなる
その為、実はお尻を柔らかくしたければ、ストレッチをするだけよりも少し力を入れた方が柔らかくなります。
お尻を点として伸ばすのではなく、お尻という点を通る線として伸ばしてください。
その方が楽だし、柔らかくなるし、身体全体の動きも良くなりますから。
ではもう一回やり方を最初から。
四つん這いになります。
右のお尻を伸ばすときは左の膝を右に寄せます。
右足をまたいで、出来ればスネを平行にします。
※なるべくで大丈夫です。膝が痛くない範囲で行いましょう
そのまま左足を後ろに歩かせて肘をつく所まで身体を下げます。
※もしつらい場合は、お尻の下にブランケットなどを入れると楽になります。
スネで押した力を腰まで届けるように床を押します。
5秒間押したらいったん力を抜きます。
それを3回繰り返します。
スネ~お尻~腰の線のつながりが感じられたら、ゆっくりと上体を下してゆきます。
この時、線のつながりが感じられるところまでで大丈夫です。
このまま30~60伸ばします。
効果の確認。
片方終わった後で、立ち上がってみてください。
伸ばした方のお尻だけなく、下半身全体が力が入りやすくがっしりとした感覚になっていれば上手に出来ています。
お尻のストレッチとしてだけでなく、ヨガのポーズとして取り組んでみた時。
うつ伏せのハトのポーズから受けられる効果はより大きくなります。
ヨガをしている人であれば、せっかくなのでより多くの恩恵をこのポーズから受け取っちゃいましょう(^^)/
この内容は動画でも説明しています。
・動画:【お尻のストレッチ法】うつ伏せのハトのポーズ完全攻略2020
YouTube動画の目次ページを作りました。 動画を復習したい人は、教科書的にご利用ください。
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