「緩む」「楽な」「気持ち良い」「力の抜けた」などの感覚が分からない人への練習法
目次
身体の硬い人が知らない2つの事
身体の硬い人がどうして「楽に」とか「気持ち良く」伸ばす事が出来ないか!?
その理由は簡単です。
「知らないから」です。
2つの知らない事があります。
一つには、「ストレッチで楽って感覚が分からない」というもの。
もう一つは、「楽なストレッチが効果的だとは思っていない」というものです。
これでは、いくら「『気持ち良いポイント』を探そう」と言われても難しいです。
食べた事のない料理のレシピをもらった様なもの。
これを解決するには、これまた簡単です。
体験しちゃえばいいんです。
一番良いのはレッスンを受ける事です。
当たり前ですけど、体験出来る情報の量と質が段違いですから。
でも、これでブログを終わらせるとただの宣伝記事で終わってしまうので、自分で出来る方法をご紹介します。
「緩む」「楽な」「軽い」「気持ちよい」「力の抜けた」などの感覚が分からない人への練習法
こんなのを用意してください。
これは100円ショップのダイソーで買いました。
お店やタイミングであったりなかったりしてます。
その為、テニスボールを2つ買って靴下に入れて作った生徒さんもいます。
※ただ、耐久力に問題があり2週間ほどで割れてしまいました。お試をして、この方法が気に入った場合はもう少し高くなるけどしっかりしたものを購入してください。
この辺(※ピンポイントでなくて大体で大丈夫です)に当てて。
こんな体勢で寝ます。
ルールは一つだけ。
この体勢で1分間痛気持ち良く過ごしてください。
1分経ってボールを外してみた時、この場合だと右腰~脚がぺたんと落ちている様な感覚になります。
このぺたんが分かればそれで十分です。大成功!!!!!
もう、ホントこれ超大事ですから。
これさえ分かれば、開脚や前後開脚までイケちゃいますから。
ただ、この場合はあくまでも一例、どこ当ててもいいです。
仰向けでお尻とか、肩甲骨の横とか。
とにかく自分にとって気持ち良く緩む所を探して下さい。
起こる事は全て同じですから。そこからの発展は変わってきますけど。
初回の生徒さんでもこのままの説明で話が通じて効果を感じてもらえます。
イチローも逃げ出すほどに打率が高く(9割以上)、重宝している方法です。
たま~に通っている生徒さんでも緩んでいる感覚を掴めない事はあるので、100%ではないから出来なくても気にしないでください。
その場合は、あれやこれやして分かってもらっています。
「緩む」「楽な」「軽い」「気持ちよい」「力の抜けた」などの感覚からの発展法
これで「楽だなあ」って感覚を掴んだら。
今度は、「これと同じ様な楽さでどの位の動きまでいけるかなあ」って考えるんですよ。
これと。
これは似ています。
この発展は三日月のポーズになり。
その延長線上に、前後開脚となります。
まとめ
・テニスボールなどのマッサージグッズで硬い箇所をほぐす。
(ほぐす強さは「痛気持ち良い」程度。長さは1分間)
・ほぐした所が緩んでいるのを感じる。
・緩んだ所を伸ばしてみて、動きが良くなっているのを確認する。
・緩んだ感覚のまま出来る動きのバリエーションを増やしていく。
最後の項目の事を「学習の転移」といいます。
ヨガの練習は、いや、全ての学びは学習の転移です。
少なくとも、ヨガやストレッチの練習において、最初のスタートが「痛くて大変なもの」になっていたとしたら、やっている内にそれが楽になる事ってあまり起きないんですよ。
最初の段階で、しっかりと「楽で楽しい何か」を作りに行きましょう。
努力とは、練習とは、その楽で楽しいものをスケールアップさせる工程です。
苦行をする必要はないですからね。
楽をしつつ楽しんでくださいな(^^)v