プランクポーズ(特にサイドプランク)で腹筋を使っている感覚がないまま肩に負担がかかってしまっている人へ
今日はオンラインレッスンでの内容をシェアします。
サイドプランクでお悩みの生徒さん。
本当はサイドプランクでわき腹を使って、胴体を持ち上げたい。
でも、わき腹に力が入らず、身体が持ち上がらず、肩で身体を支えてしまって肩が辛い。
そんな状況でした。
これはわき腹の力が弱いという前に、まずわき腹に力を入れる感覚そのものを掴めていない状態です。
そんな訳で、わき腹に力を入れる感覚を掴むのにおススメのポーズを紹介しました。
パリヴリッタ・ジャーヌシールシャーサナのバリエーションです。
ベルト(タオル可)を足に引っ掛けて、手を持ち肘を反対側の膝に着けるように引きます。
すると、自然とわき腹が畳まれる動きとなりますよ。
ただ、今回、生徒さんはこれだけだとわき腹の力を感じることはできませんでした。
何故なら、反対側の腰がひっかかってしまい、身体を倒す制限となってしまっていたからです。
そんな時は、まずは腰を緩めます。
ラクロスボールによる腰のセルフマッサージがおすすめです。
ラクロスボール(テニスボールやマッサージ用のボールも可)を張りを感じた腰にあて、痛気持ち良い強さで30秒ほぐします。
その後で腰のストレッチをすると、硬かった部分が伸びるのを感じられます。
その後、もう一度パリヴリッタ・ジャーヌシールシャーサナのバリエーションに戻ると、今度はしっかりとわき腹の感覚を感じられました。
わき腹の感覚を掴んだ後でサイドプランクをすると、無事に身体を持ち上げることができました。
めでたしめでたし。
ちなみに、壁を使ったサイドプランクをすると負荷が弱くて済むので、サイドプランクだと辛く感じてしまう人にはおススメの軽減法です。
この辺は動画で見た方が分かりやすいので、詳しく知りたい方は動画でご覧ください。
目次
0:00 オープニング
0:48 パリヴリッタ・ジャーヌシールシャーサナでわき腹を使う練習
2:42 ラクロスボールで反対側の腰を緩める
3:54 ストレッチで反対側の腰を緩める
6:32 壁を使ったサイドプランクの軽減法