【再起動スイッチ】戻ってしまった身体が動き出す3つの方法|鎖骨・丹田・足裏で感覚がつながる

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肩・お腹・足裏。一ヶ所変えると、全部が変わる」──再起動スイッチの作り方
いつもの朝。なのに今日は、身体がなんだか詰まっている──。
「調子よかったはずなのに、また戻ってしまった気がする」
そんな朝に効くのが、“身体の再起動スイッチ”です。
この記事では、YouTubeで解説した「3つの再起動スイッチ」と、それがネコのポーズ/プランク/前屈など日常動作やヨガポーズにどう波及していくかを、写真つきでご紹介します。
なぜ「戻ってしまう」ことが起きるのか?
身体は“慣れている動き方”に戻ろうとする性質を持っています。
これはサボりでも、意志の弱さでもありません。
だから大切なのは、“戻ってしまっても、また戻ってこられる場所”をつくっておくこと。
その入り口になるのが「再起動スイッチ」です。
スイッチ1|鎖骨タッチ → 背中が動き出す(ネコ・ダウンドッグ)
●やり方
- 腕を動かす前に、鎖骨にそっと手を添える
- そのまま腕を上げたり、四つ這いで背中を丸めてみる
●変化のポイント
- 鎖骨→肩甲骨→背中と動きが連動
- ネコのポーズが丸まりやすくなる
- ダウンドッグでも肩の詰まりが減る
→鎖骨に手を触れるだけで腕が上げやすくなる
→うまく丸まれない時、クロスで鎖骨に触れながら鎖骨を押し出そうと意識するとうまく丸まれる
→その感覚はそのままネコのポーズに持ち込まれる。そのネコのポーズからとったダウンドッグは、鎖骨から腕を押し出すため、肩が詰まらなくなる。
スイッチ2|丹田に触れる → 軸が立ち上がる(プランク・骨盤操作)
●やり方
- おへその少し下(丹田)と仙骨に手を軽く添えて押し合う
- その感覚を保ったまま、プランクポーズなどへ移行する
●変化のポイント
- 中心軸が“内側から”支えてくれる
- ブレないプランクに変化
- ネコのポーズでは骨盤のコントロールがしやすく
→丹田と仙骨にに軽く手を添え、お互いを押し合う。中心に力のたまった感覚になる
→ネコのポーズでも片手を仙骨に当て壁を作ることで、腹筋の引き込みを強く意識できる。その感覚を保ったまま、プランクやチャトランガに入れば安定する
スイッチ3|足裏をほぐす → 重心が整う(片足立ち・前屈)
●やり方
- 足裏を軽くマッサージ or 片足で踏みしめるように刺激
- その後、片足立ちや前屈へ
●変化のポイント
- 重心が地面に落ちる感覚が生まれる
- フラつきにくくなる
- 前屈がただのストレッチではなく、適切な重心位置を探す取り組みだと気づく
→足の甲をほぐしてから立てば、甲の真ん中まで指だという感覚がわかり、指先だけでなく指全体で地面をつかめる為安定する。すでにタダーサナの時点で明確に違いを感じる。そのまま片足立ちや前屈をしても、自然に深い動きとなっている。
再起動スイッチとは、“感覚の地図”を思い出すこと
動きを変えるには、力や柔軟性ではなく「どこから動きを始めるか」が重要です。
再起動スイッチは、身体にとっての“地図のスタート地点”を思い出すヒント。
一度感覚がつながると、他の動きへも波のように広がっていきます。
▶︎ 実際の動きはこちらの動画で(YouTube)
🎥 【YouTube本編】再起動スイッチ|鎖骨・丹田・足裏から身体が変わる
YouTubeでは、これらの動きの変化を、リアルな動作比較で解説しています。 鎖骨タッチや足裏調整の“前後の違い”を、ぜひ動画で体感してみてください。
あなたにとっての“再起動スイッチ”は?
「あなたにとっての“再起動スイッチ”は、どこにあるでしょう?」
思い出すだけで、身体がほどけてくるような感覚。
あなたの地図に、そっと印をつけてみてください。
👉 より深く「なぜ身体が戻ってしまうのか?」を知りたい方は、noteで背景と構造を掘り下げています 🔗 [note記事を読む]