足裏が安定しない本当の理由|“揺れ”を使って動ける安定を育てる方法|安定の誤解①

❓ こんな壁にぶつかっていませんか?

  • ポーズ中に身体が揺れて不安になる

  • 「安定=ピタッと止まる」だと思っている

  • 片脚立ちで足指が力んでしまう

  • 揺れるたびに“できていない”と感じる

  • タダーサナや戦士のポーズで「軸が迷子」になる

👉 結論:揺れは“不安定”ではなく、安定をつくるための“素材”です。


🟥 誤解 vs 正解(保存版)

誤解(止まる安定) 正解(動ける安定)
呼吸 止まりやすい 続く
足指 握る・固まる 浮かせる余裕がある
重心 動かせない 足裏の面を自由に動く
揺れ 失敗扱い 情報として使う
体の中 余力ゼロ 微調整が働く

📌 1スクショ推奨ポイント。
保存すると、練習中すぐ見返せます。


🟩 まず押さえるべき “正しい安定”

安定=止まることではなく、動き出せる余力が残っている状態。

・行きすぎても戻れる

・揺れても崩れない

・呼吸が止まらない

これは身体科学の「姿勢制御(postural control)」の考え方とも一致します。


🟦 チェックリスト|あなたの安定はどちら?

当てはまるものに ✔ を入れてください。

❌ 停滞型(止める安定)

  • 呼吸が浅くなる

  • 足指がギュッと握る

  • ポーズ中に力みが抜けない

  • 一度ぐらつくと立て直せない

⭕ 動的安定(動ける安定)

  • 揺れを“戻るための情報”として使えている

  • 足裏に“面の広がり”を感じる

  • 呼吸が続く

  • 行って戻れる重心がある

スクショ保存して、練習前に確認できます。


🟧 ステップ練習(秒数つき|迷子ゼロ)

以下は「YouTube秒数リンク」と完全連動しています。


STEP1|足裏4点を感じる(01:26〜)

4点:母指球/薬指球/かかと内/かかと外

  • それぞれ“点”として認識する

  • ボールを使う場合は各20秒で十分

👉 足裏を「ひとかたまりの点」から、「揺らぎを吸収する面」へ。
ここを育てない限り安定は生まれません。STEP1はその準備です。


STEP2|点 → 線 → 面をつくる(02:46〜)

  • 時計回り

  • 反時計回り

  • 外2点/内2点/前後2点

  • 4点同時

👉 意識するだけで「点が線になり、面になる」。
ここから揺れの扱いが急に楽になります。


STEP3|開眼片脚立ち 30秒(07:23〜)

  • 揺れを止めない

  • 足裏が勝手に調整してくれるのを観察

  • 呼吸だけ続ける

👉 止める安定 → 動ける安定へ切り替える練習。


STEP4|閉眼片脚立ち 30秒(08:20〜)

  • 視覚を閉じると内的感覚が活性化

  • 点・線・面がつながらないと立てない

  • 揺れを吸収する力が高まる


🟥 よくある失敗例

  • 止めようとして足指が固まる

  • 揺れを“直そう”としてさらに揺れる

  • 足元だけで安定を作ろうとする

  • 面や揺らぎの感覚を育てるよりも形を整えようとする


🟫 Q&A|30秒の根拠は?

30秒は 唯一絶対の指標ではありません。

明確なエビデンスはありませんが、様々なデータを鑑みると、参考になる数字です。

とはいえ、

・筋力

・足裏感覚

・姿勢反射

・中枢の調整能力

これらの 総合点 をざっくり見るための「ひとつの目安」です。

👉 秒数に縛られる必要はありません。
“戻れる余白”を感じられるなら合格。


🎥 YouTube(秒数リンクつき)

👉【揺れるからこそ安定する】止める安定から“動ける安定”へ|足裏4点 × 片脚立ち × タダーサナ/戦士のポーズ|安定の誤解①

00:00|オープニング
00:08|「安定=止まる」ではない話
01:26|足裏4点を感じる練習
02:46|足裏に面を感じる練習
04:41|タダーサナで面と揺らぎを感じよう
07:23|開眼片脚立ち
08:20|閉眼片脚立ち
09:26|戦士のポーズで面と揺らぎを感じよう
11:44|まとめ


🟣練習のヒントになる教え

揺れは“不安定”ではなく、“調整の証拠”です。
止まらない身体ではなく、“働いている身体”として扱いましょう。


🟢 あなたへの問い

あなたの安定は「止まること」ですか?
それとも「動き出せる余力」ですか?

練習の前に、1つだけ答えてみてください。


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