サイドプランクが苦手な人へ【肩ではなくきちんと腹筋を使う為の方法】
今回はサイドプランクが苦手な人に向けた内容です。
サイドプランクをした時に
・グラグラして止まれない
・肩に負担がくる
そんな人は、サイドプランクをした時に腹筋が使えていません。
肩や腕の力だけで止まってしまっています(※写真は同じですが。。。)
サイドプランクは珍しいポーズではないものの、通常のグループレッスンで頻繁に出てくるポーズという訳ではありません。
ただ、生徒さんを見ていると、サイドプランクがキチンと出来ている人がほとんどいません。
そして、最近のレッスンでサイドプランクに対する質問をする生徒さんが数人続いたので、せっかくなので今回ポイントについてシェアしようと思いました。
何故サイドプランクで腹筋が使えないのか!?
これはポーズそのものが持つ問題点でもあるのですが、ポーズは止まっているものです。
止まっているので帳尻合わせをしてごまかしが効かせやすいんです。
動きがあるものであれば、上手くできなければそのまま上手くできないのですが、止まっているものであれば最後をそれっぽく見せることがしやすいです。
その為、サイドプランクで腹筋を使わないでもポーズがとれてしまいます。
では、それを改善する為にはどうすればよいかというと、答えはシンプルです。
サイドプランクで使う腹筋を刺激する動きのある筋トレをしてしまえばいいんです。
サイドプランクに向けた腹筋
1,基本練習
膝と肘をついた体勢から。
腹筋の力で持ち上げます。
そして、これがポイントです。
このまま止まっているのではなく、上げ下げするのを10回繰り返し行ってください。
腹筋の収縮感をつかめますよ。
後は基本練習とと同じ事を少しずつサイドプランクの形に近づけながら練習すればいいんです。
2,基本練習を片足を伸ばした状態で行う
3,2から腕を伸ばした状態で行う
4,3を両足を伸ばした状態で行う
4まで出来たら足をそろえて
上の手を開いて完成です
ここまでくると、肩や腕で止まったサイドプランクとは全く違う効果を感じられていると思います。
まとめ
・サイドプランクは肩や腕ではなく腹筋で止まろうとすること
・練習方法としては止まるよりも動かすことで腹筋の収縮感をつかむこと
何故こんなことにこだわりたいかというと、サイドプランクで培った腹筋の感覚はバカーサナにも共通するからです。
サイドプランクの為のサイドプランクであれば、腹筋を使っていなくて、それっぽくできればいいかと思います。
でも、サイドプランクは目的ではなく、自分の身体を高めたり状態をチェックする為の手段にすぎません。
そうであれば、サイドプランクを通じてより自分が成長すること。
そして、サイドプランクで培った感覚を活かして、もっと色々なポーズもとれるようになった方が嬉しいですよね。
特に腹筋は他のどのポーズでも、日常生活の動きでも必要になる大切な筋肉です。
せっかくサイドプランクを練習するのであれば、きちんと腹筋も成長させましょう!!
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