「先生の話が分からない=才能がない」ではない!
先生の言っている事がしっくりこない!!
言っている事がピンとくる先生とピンとこない先生がいると思います。
これは、先生側のタイプと生徒さん側のタイプが違う時におこりやすいです。
これは理論派とイメージ派で変わります。
理論派の生徒さんだと、イメージ派の先生だと抽象的になってしまうし。
イメージ派の生徒さんだと、理論派の先生の話は小難しくて逆に分かりづらく感じてしまいます。
2つの擬音>3日分のブログの情報量
先日こんな事がありました。
ブリッジの時に肩甲骨が上手く寄せられない生徒さんがいたんですよ。
ブログに書いたら3日はかかりそうな程丁寧な解剖学的な説明をしました。
でも、イマイチしっくりしなかったんですよね。
でも、ひとしきり説明した後に、「脇のしたフワッとさせたまま肩甲骨をスッと寄せてください」と言ったら上手く行きました。
これ5秒!
擬音二つに負けました。日々勉強です。
擬音の威力
脱力がうまくできない生徒さんに、「ここの筋肉『グッ』ってなっているので、『ふぇ〜』ってさせてください」と声がけすると、結構な確率でうまく力を抜いてくれます。
脱力の感覚って本来難しいですからね。
でも、本当に『ふぇ~』は評判イイんですよ。
そして、一旦絵面を共有できると、その後の話はかなり通じやすくなります。
「先生の話が分からない=才能がない」ではない!
僕はイメージと理屈を僕は生徒さんの反応に合わせて使い分けています。
ただ、上の例みたいに、最後の最後まで気付かない事もあります。
また、以前は理論派過ぎて生徒さんから「頭痛い」と言われた事もありますしね。
繰り返しになりますが、こちら側も本当に日々勉強です。
先生の話が分からないのは、別に才能がないからじゃないんですよ。
タイプが違うので仕方ないんです。
タイプが合う先生の話を聞けばよいだけです。
擬音のセンスが合う合わないもありますしね。
自分が普段習っている先生の話が分かりづらいと感じたら、それを知る為の努力はもちろん尊いですけど、合う先生を探せばいいですよ。
自分が成長したら前は分からなかった事が分かる事ってよくありますから。
今無理する必要はないです。
目の前の練習を心地よく力強くする為の方法を優先してくださいね。